ETFのリスクとコスト
ETFは金融商品ですので、どうしてもリスクが付きまとってしまいます。
しかし、リスクを知り自分の判断で回避することができれば、十分に儲けを出すことができます。そのためには、まずETFのリスクはどういったものか、どうして起こるのか学びましょう。
リスク1.ETFは、時間ごとに刻々と価格が変動する金融商品
ETFは、金融商品ですから、価格が買った時よりも上がることがあれば、下がることもあります。日経平均株価というものが、ニュースを騒がせますけれども、この日経平均株価は、日々の株価の価格によって決められている、日本の株全体の価格を示す価格です。
この日経平均株価が変動しているように、ETFの価格も日々変動していて、ETFも、日経平均株価によって価格が上下します。このETFのリスクは、価格が上がる可能性もあるということを示しています。日経平均株価が上がるように、ETFの価格が上がる場合もあり、この価格の動きを逆にメリットにすることは、十分に可能なのです。
リスク2.ETFは、価格の上がり下がりが激しい
ETFは、価格を決めている要素が多く、その分、価格の上がり下がりが激しくなります。また、ETFの価格は、日々、時間ごとにつねに変動しています。ですから、購入するタイミングが変われば、同じETFでも価格が変わってきてしまいます。
ETFの価格を決めている要素は、日経平均株価、TOPIXから、為替の変動など、とても多く、その全てに価格の影響を及ぼさています。例えばETFは、連動するインデックスという、日経平均株価やTOPIXといった、日本の株式市場全体の株価を示す指数にまず影響されています。これはETFだけではなく、株でも同じことが言え、株も同じように価格が影響されているのです。
さらにETFでは、需給と供給の関係でも価格が上下します。これは、ETFの需要と供給の関係です。多くの投資家が欲しいと思うETFも、発行されなければ価値が上がっていく、つまり価格が上がります。そして、ETFが多く供給されすぎれば、逆に価値が下がり、価格も下がってしまうのです。
特に海外のETFなのですが、欧米やアジアの株価の動向にも左右されますし、為替の動向によっても左右され、更には金利でもETFの価格は変動するのです。
ETFを購入してみれば分かりますけれども、その価格がいかに激しく、時には数秒単位で動いているかがお分かりになるでしょう。 ETFのリスクは、そうした、価格の動きに対応しなければならない点にもあります。ご自身で、想像もしていなかったような安い価格で売らなければならなくもなりますが、逆に想像もしていなかったくらいに高い価格で売る事も可能です。
ETFの価格を決めている、さまざまな要素の先の価格を、先読みして、価格が上がった時に売るという取引の方法が、ETFで儲けを出す秘訣です。
リスク3.ETFは、販売手数料と、信託報酬がかかる
オンライントレードが始まってから、取引手数料は驚くほど安くなっています。
購入金額の0.3%ほどの価格で済む証券会社もありますし、一定金額以下の場合、売買委託手数料無料というサービスを行っているところもあります。どこがよいのかは当サイトなどの証券会社比較をご参考にしてみてください。
一方、株は売買手数料のみで購入することができますが、ETFはそうはいきません。 ETFの購入の際には、売買手数料に加えて、信託報酬というものがかかっています。
とはいえ信託報酬に関しても、一般的な投資信託に比べれば格安です。
代表的なETFであるTOPIX連動型のもので年率0.25%程度です。
(国内株型の投資信託の場合、年利1.3~1.8%程度のものが多く見受けられます)
必要以上にコストに敏感になりすぎることはないと思いますが、リターンを狙うためにとるリスクと違い、コストは確実にかかってくるマイナス要因ですのでETFに限らず投資を行う際にはコストにも一度確認することを心がけましょう。




