楽天証券にインタビューしてきました

■楽天証券にインタビューしてきました
東京都品川区にある「品川シーサイド」には、楽天グループの本社ビル「楽天タワー」があります。館内の廊下が楽天のコーポレートカラーである「赤」のじゅうたんが敷き詰められたきれいなビルです。
このたび、当サイトを運営しているご縁で、楽天証券に直接取材することができました。投信債券事業部の佐藤部長にお話を伺ってきました。
ETFについての全体観をお聞かせください
管理人 はじめまして!ETFの基礎知識の管理人です。
本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
さて早速ですが、証券会社として、今後目指すビジネスについて、どのようなサービスを充実させていくかをお聞かせください。

佐藤部長 当社では、「円」以外の外貨ベースで、さまざまな海外商品に投資できるサービスを「グローバル投資」と位置づけ、会社全体で商品やサービスの開発に取り組んでまいりました。
現在、海外ETFの取扱本数は、ネット証券最多となっております。海外ETF以外にも国内上場のETFの取り扱いにも積極的ですし、類似の商品では投資信託も、手数料のかからないノーロードファンドを中心に、取扱本数はネット証券トップクラス。より多くの選択肢から商品を選んでいただけるラインアップを提供しています。
今後、投資信託はETFへと置き換わって普及するのでしょうか?
管理人 この先、投資信託はETFに置き代わっていくと考えています。
楽天証券ではETFへの取り組みについてどのように考えですか?
例えば、どれくらいまで数を増やされるとか、投資対象となる地域の拡大とか。
佐藤部長 お客様にとって投資の選択肢が増えることは良いことだと考えていますので、お客様のニーズや市場動向、トレンド等をみながら、追加していきたいと考えております。
管理人 今、海外では、ETFの種類が1678本あると聞きましたが、そこの数に迫れるんでしょうか。

佐藤部長 海外ETFを含めて、海外の金融商品が日本で販売できるようになるには、金融庁の認可が必要になります。ディスクロージャー(情報開示)などの透明性や、運用会社の財務状況に問題はないか等、金融商品に求められる信頼性がきちんと担保されていなくてはいけません。
日本に持ち込んだ直後に上場廃止や償還になったのでは話になりませんから。また、税制の違いから、そもそも日本で販売できないものを多くあります。こうしたなかで、運用をおこなう委託会社も販売をおこなう当社も、より多くの銘柄を取扱えるよう全力で取り組んでいる状況です。
楽天証券で取扱うETFは、今後も増えていきますか?
管理人 証券会社によって海外ETFの取扱い本数に差異がありますが、楽天証券はその中でも取扱い本数が「ナンバーワン」だというのは、楽天証券ならではの特別な努力があるのでしょうか。
佐藤部長 たとえば、MSCIコクサイ指数(日本を除く先進22カ国で構成)に連動するETFは、日本人にしか投資メリットがないので、もともと存在していないETFでした。
ただ、投資信託の世界ではMSCIコクサイ指数をベンチマークにするファンドは人気が高く、お客様のニーズも高い指数でした。そこでお客様からいただく多くのリクエストを当社が委託会社に伝え、ETFの組成を前向きに検討していただきました。
委託会社でもそのようなニーズを把握していましたので、結果、そのETFを米国の市場に上場させ、日本での販売が可能となりましたネット証券での「海外ETF」取扱いのパイオニアとして、こうした努力は常におこなっていきたいと思います。
管理人 現在(09年09月) 国内ETF銘柄の一部が、ネット証券では取り扱われておらず対面の証券会社では取扱われておるようですが、これはどのような理由からでしょうか?

佐藤部長 これは証券会社の業務システム上の問題です。ネット証券の場合、注文の受付から約定後の伝票の作成まで、一連のシステムのなかで自動処理をおこなっているわけですが、銘柄によっては取扱えない銘柄というのも、現実的にあります。
ただ、国内の委託会社からも多くのオファーを頂いていますので、可能なものはシステムを改修しながら、国内も海外もさらにラインナップを充実させ、今後も取扱銘柄を積極的に増やしていく予定です。
管理人 では、ますます投資商品の選択肢が広がるというわけですね。とても期待しています。本日はどうもありがとうございました。とても楽しいインタビューでした。




