ETF裏話 (TOPIX連動ETF転換政府保証債?)
表題の
ETFに転換可能な政府保証債
については3月6日あたりから
新聞などで既に報道されていますので
ご存知の方も多いと思われますが、
日本経団連が提言した株価対策です。
簡単にスキームを説明すると
・政府(銀行等保有株式取得機構)が個人向け債券を発行する。
・その債券に一定期間後にTOPIX型ETFに転換できる権利をつける。
・ETFに転換できる裏付けとして同機構がETFを取得・保有する
・そのために市場でETFを組成(TOPIX構成銘柄を買う)
・株価が上がれば、ETF転換の権利が行使され、同機構が保有しているETFは個人へと移ることになる。
といった感じになるのかと思われます。
現状の株価水準を考えれば個人投資家として
購入を検討するに値する案件になるかとは思います。
債券の額面は政府保証があるわけですから、
詳細はわからないながらもリスク/リターンを考えるとおいしい気がします。
ただしこれ、
株価が下落を続けた場合
投資家のリスクは限定されても
政府がその分のリスクを負うことになりますので
最終的に国民がその損失をかぶることになるわけですね。
ということもあり
主要先進国におきましては株価対策として
政府が大量に株式を取得したという前例がありません。
なんですが、
その後、日本証券業協会も
同協会としても実現を求める
と政策提言があったり
与党内にも積極的な意見があったり
(この件に関して与謝野大臣は与党内でも積極的な意見と
消極的な意見に分かれていると指摘したうえで中立な立場とのことですが、
報道の前後に与謝野財務・金融・経済財政担当大臣が
株価の対策として銀行等保有株式取得機構の
買い取り対象拡大の検討を自民党に要請していたりと、
筆者としては実際のところ大臣も前向きなんじゃないかと邪推しております)
今後、現職の任期満了である9/10までには衆議院選挙がありますし、
わかりやすい株価対策でもありますので
株高を演出できれば与党には有利になるでしょうし
けっこう実現する可能性高いんじゃないかと思ってたりします。
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